固定資産税評価額とは

固定資産税評価額とは、不動産の評価額のひとつです。

不動産を所有すると、毎年、固定資産税を納付しなければなりませんが、この固定資産税の税額を計算するための基礎として市区町村により固定資産税評価額は算出されています。

本来の目的は税金を算定するためのものですが、固定資産税評価額は不動産の市場価格を評価する際に参考になる情報のひとつです。

土地の場合、固定資産税評価額は、一般的に時価の70%程度になるように算出されています。時価を基準とすると税負担額が大きくなりすぎる可能性があるという政策的配慮からです。つまり、逆に、固定資産税評価額を70%で割り戻せば、不動産の時価相当額を算出することができるのです。

また、建物については、一般的にはこちらも建物価格の70%程度が固定資産税評価額となるように調整されています。したがって、土地の場合と同じように、固定資産税評価額を70%で割り戻せば、建物価格を算出することができます。

なお、固定資産税評価額は3年ごとに評価替えが行われます。毎年、評価をやり直していては手間がかかりすぎるので、3年ごとなのです。直近の評価替えは2015年に行われましたので、次回は2018年、2021年と評価替えが実施されることとなります。ただし、急激に不動産価格が変動した場合などには、3年が経っていなくても評価替えが行われることもあります。

固定資産税評価額からの逆算で、不動産の価値を簡易的に算出することができます。正確な市場価格が算出できるわけではありませんが、価格の目安のひとつとして参考になります。